漫画の連載やります

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『まんがタイムきららキャラット』12/28発売2月号より、
拙作「リラのお菓子な魔法」を連載させていただくことになりました。
11/28発売1月号にて予告カットがちらりと載っているのでよかったら見てみてください。
発売日になったらまた告知しますので、よろしくお願いします!2話同時掲載みたいですよ。

Q:なんでいきなり連載なの
A:こっちが訊きたい

今年のコミティアで発行した、イラスト畑の住人が気が狂っていきなり描いた創作漫画「踊り子と指輪の幽霊」上下巻がきっかけでした。これが芳文社編集さんの目に留まりまして、キミ連載やらなぁい?とお声が掛かり今に至ります。
今の今まで設定を詰めるのにいっぱいいっぱいで、いきなり枠を頂けることを不思議がる余裕はありませんでした……「踊り子と指輪の幽霊」が自分が思っている以上に持ち上げられているのか分かりませんが、「リラのお菓子な魔法」は少なくともこれを超える作品にしなくては、とは思っています。発禁ギリギリの性と死ときらら的文脈のテーマの違いとかストーリー漫画と4コマ漫画の形式の違いとかはきっと関係ないので。

Q:路那さんってイラスト畑の住人じゃなかったっけ
A:そうだよ(困惑)

ずっとイラスト一本でやってきたんですけど、キャッチーすぎて甘えたくないなー避けとこーと思っていたエロスタナトスに挑戦しようとふと思って「踊り子と指輪の幽霊」を書いたのが始まりです。ちょうどいい媒体が漫画だっただけで。
漫画を描いているとき、うまく言えないんですけど「こんなに感情剥き出しでやっていいんだ」という感覚を得まして、自分に積まれてきたもの(自分の意思で積み上げたものではない望まぬあれそれ)を切り崩す手段のひとつがこれであると確信しました。埋め立ててきたものと正面から向き合うので控えめに言って地獄ですが……。
イラストの方では色使いを評価してもらうことが多く、線画が壊滅的に苦手、黒が嫌いで小学~高校まで自主封印していたとかいう本当にどうして漫画に進んだの?と自分でも不思議になるアレです。しかし吃音で遊べないけどTRPGに関わらせてもらったよ(ロストロイヤルのことですね)とか、自分に適正が備わっていないと思っていたものにことごとくぶつかる性質なのかもと。ひねくれ者を地で行く定めなのかもしれないと思ったら楽しくなってきました。
もちろん漫画の勉強はしていますし、「なんかいきなり出てきた変な人」ポジションを楽しむのはそこそこに切り上げて、本腰入れて頑張ります。なのでその気になったら応援よろしくお願いします!

繰り返し名前を上げている「踊(略)」はこんな感じの漫画でした。【上巻】【下巻】
現在在庫切れなので来年増刷できればとは思うのですが、上下合わせて単行本一冊くらいするので厚くて在庫管理に悩む……
あと来年からの自主制作の方では少年漫画に挑戦するつもりですが出せるんですかね!?